自作PCの基礎知識
マザーボード編


はじめに
マザーボードの規格について
CPUソケット・CPUスロットについて
動作周波数について
メモリスロットについて
IDE・FDDポートについて
AGPバススロットについて
その他


はじめに

マザーボードとは、コンピュータのほぼすべての部品を装着する基盤のことです。
マザーボードによって装着できる部品の種類が限定されますので、
自作パソコンをつくるとき、マザーボード選びがCPU選びとならび重要です。

マザーボードの規格について

マザーボードの規格はATXとMicroATXが代表的です。
ATXは現在もっとも普及している規格で、通常5〜6個のPCIバススロット、AGPバスコネクタ、メモリスロット、IDEポート等が備わってます。
MicroATXはATX仕様のマザーボードを小型化したもので、ATXより各ボート、スロットが少なく拡張性に劣ります。

CPUソケット・CPUスロットについて

CPUを接続する為のSocket・Slotで、CPUの形状に合ってなくてはいけません。
Socket478、Socket775(LGA775)、Socket939、Socket754などがあります。
自作PCの基礎知識 CPU編も参照してください。

動作周波数について

動作周波数とは、処理の同期をとるためのテンポのことです。FSB、外部クロック、バスクロック、システムクロックとも呼ばれます。
CPUに明記されているFSBに対応したマザーボードを選ばなくてはいけません。

メモリスロットについて

メインメモリを差し込むスロットです。
メモリスロットの形状にあったメモリを選ばなくてはいけません。
メモリスロットにはDirect RDRAM(RIMM)、SDRAM(DIMM)、DDR SDRAM(DIMM)、DDR2 SDRAM(DIMM)などがあります。
詳しくは自作PCの基礎知識メモリ編

IDE・FDDポートについて

FDDポートとはFDDを接続する為の専用ポートです。
最近はフロッピー自体ほとんど使われなくなりました。
IDEポートとは、ATA仕様のHDD、ATAPI仕様のCD/DVDドライブを接続する為のポートです。
また、別にSATAポートがあり、SATA仕様のHDDを接続できます。

AGPバススロットについて

グラフィックボードを接続するためのスロットです。
動作クロック周波数によって、AGP2x、AGP4x、AGP8x、AGP PROがあります。
高性能のグラフィックボードを使いたければ、AGP8xやAGP PROのものを選ぶといいでしょう。
詳しくは、自作PCの基礎知識グラフィックボード編

その他

その他に、マザーボードには拡張カードを接続するPCIポート、USBポート、シリアルポート、パラレルポートなどが備わっています。
また、VGAが内臓されていれば、画質、描画速度は劣りますがグラフィックボードがいりません。

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