自作PCの基礎知識
グラフィックボード編


はじめに
グラフィックボードの性能


はじめに

グラフィックボードとは、VGAボード、ビデオカード、ビデオボード、ビデオアダプタ、グラフィックカードとも呼ばれ、 画面表示機能を追加する拡張カードです。
グラフィックボードにより、最大解像度や最大同時発色数、最大表示周波数(リフレッシュレート)が決定されます。
マザーボード上に画面表示機能を搭載したものもあるが、グラフィックボードに比べ性能が劣るため、 3Dゲーム、写真・動画の編集など高度な描画処理を行う場合は、グラフィックボードを装着します。

グラフィックボードの性能

グラフィックボードには色々な種類がありますが性能を見分けるのは次にあげるようなことを確認します。
・チップセット
 描画処理を行うチップセットにはNVIDIA GeFoce、ATI Radeonなどがありそれぞれ得意分野があり、どちらが優れているという比較は難しいです。
・コアクロック
 グラフィックボードの動作主端数です。
 高速なほど処理速度が高いです。
・バスインターフェイス
 グラフィックボードにはAGP対応のものとPCI対応のものがあります。
 速度は、AGPx4<AGPx8<PCI Expressx16の順にマザーボードへのデータ転送速度が上がります。
・ビデオメモリ
 グラフィックボードには、独自にメモリが装着されてます。  DDR・DDR2・GDDR3等の種類があり数字が大きくなるほど高速動作が可能です。
 また、メモリサイズが大きいほどデータの処理が大量に行え、最大解像度、最大同時発色数に影響します。
・メモリバス幅
 64bit、128bit、256bit等があり、このbit数が大きいほど処理能力が高いです。
 ぱっと見で同じようなグラフィックボードで価格が違う場合、この数値が異なる場合が多いです。
・外部インターフェイス
 グラフィックボードからパソコンの外へ出すコネクタ類です。
 ディスプレイへのアナログ・デジタルコネクタ、ビデオやテレビへのS-Video端子等があります。
 使用目的にあわせて、必要な外部出力をもつグラフィックボードを選びます。

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